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「すごい畑のすごい土」を読んで

ひさびさの更新なので、だれも見ていないと思うけど、備忘録として書いておく。

映画にもなって「奇跡のリンゴ」の木村秋則さんの農法(自然栽培という名称)が一般的にも知られるようになった?なってない?私が知った10年前に比べればすごく有名になったことは確かでしょう。そのためでしょうが、今まであまりなかったバッシングを見かけるようになりました。

「無肥料でできるわけがない」
「無農薬といっているが、法的にみれば、わさびも農薬だ」
「窒素固定細菌で窒素は足りるかもしれないが、窒素以外のものは足りなくなって長くは続かない」
「実績を公開していないので、まだまだ農法としては未完成で有用ではない」
などなど。

今までの農学からすれば、説明できないことが多いし、お客さんから「なぜ無農薬で作らないの?」と聞かれることが多くなってしまったリンゴ農家の方からのバッシングになっているように感じます。

木村さんからすれば、農学と対立したいわけでも、同業者と対立したいわけではないので、私の勝手な解釈では、その釈明のために初心者でも分かりやすい「土の学校」という本をだしたのかな?と思ったり、理論的な部分で本書「すごい畑のすごい土」が出版されたのではないかと思ったりしています。


理論的な部分を説明はしてますが、まだ科学的に解明されたわけではないので、ほぼ推論になっています。でも、いままで無肥料栽培の漠然としていた部分が多少説明できるように思います。

以下引用
「単純で均一な環境条件で競争が起きた場合」「必ず勝者と敗者が生まれ、勝者が資源を独り占めする」(P55より)
「同じニッチをもつ種は必ず競争をし、その結果、勝者と敗者に分かれるので共存はできない」(P56より)
「ニッチの分化は競争者間の共存をもたらす」(P56より)
「ニッチの分化は多様な群集をつくる」(P59より)
「ニッチ分化が進むと、今まで未利用であった生態系の資源を有効に利用するようになり、その結果、生物群集全体の資源効率が増加する」(P62より)
「大事なことは、多様な種が集まることではなく、多様になることで生じる生物間の関係が発達し、生態系の機能変化に結びつくことです。」(P67より)
「自然栽培では、窒素を多く含む家畜の糞尿由来の堆肥の施肥を行いませんが、それは微生物が直接利用できる窒素が増えることで、土壌微生物の構造が変わり、窒素要求性の高いグループが優占するのを避けるためでもあります。」(P83より)
「木村リンゴ園では、リンゴの木と寄生蜂にコミュニケーションネットワークが発達し、そのネットワークが農薬の代わりに害虫の大発生を抑えていると考えられます。つまり、木村リンゴ園で害虫の被害を抑えているのは第二の「生物の力」であるこの「生物間相互作用ネットワーク」なのです。」(P114より)
「日常生活にあふれる抗菌性の化学物質が、私たちの体を構成する腸内細菌群集の構造を変えることで、私たちの健康機能を変えている可能性は充分考えられることです。」(P134より)
「具体的には、(1)農地の生物多様性を豊かにすること、(2)攪乱により生物社会をコントロールすることを意味します。」(P153より)
「水田地帯の真ん中にリンゴ園をつくっても、一面のムギ畑にリンゴ園をつくっても多様な生物が集まる保証はありません。近くに林があり、草地があり、畑があるように、地域に多様な景観があることが農地の多様な生物相をつくる上で重要です。」(P155より)
以上が本書からの引用ですが、
以下、シュタイナーの「農業講座」からの引用

「森や果樹園、潅木林、自然の菌類繁殖地などを正しく配分するならば、たとえそのために耕作可能な畑がいくら減ったとしても、農業にとってきわめて有益な状態が生みだされます。いずれにしましても、大地を広く耕作地にしてしまい、私が述べてきたようなものを全部なくしてしまいますと、けっして経済的によい結果は得られませんから、耕作地を広げさえすれば、もっと多くの作物お植えることができるなどと考えるのは、間違っています。」(P282より)
「いかなる種類の無機肥料も、それで農場を施肥しますと、しだいに作物の栄養価を失わせてしまうように作用するからです。このことは一般的に通用する法則です。私が述べてきたことをそのとおり実行するならば、三年に一回以上施肥する必要はなくなります。たぶん四年か六年ごとに一度施肥すれば十分になるでしょう。人工肥料はまったく使わなくてもすむようになります。」(P262より)

シュタイナーも同じようなことを言っているのではないかなと思いました。(これが言いたかっただけ)
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  1. 2013/09/26(木) 12:26:10|
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