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シュタイナー、したいなあ

シュタイナーについて思うこと

「自由の哲学」読書会

自由の哲学
自由の哲学 ルドルフ シュタイナー (著), 高橋 巌 (翻訳)


2007年4月から、毎週「自由の哲学」の読書会がはじまった。

シュタイナー自身が、神秘学への最良の入門書と考えていた。シュタイナーは、晩年、「自分の他のすべての著作がすたれても、この本だけは残るだろう」と言うくらい重要な本。

「ぜひ読まねば」と思った3年前。読んだが、半分ぐらいで挫折した。

読書会だと、結構読める・・・。(この3年で成長したのか?一人では読めないのか?)

この本はエーテル的に書かれていると言われている。そして、なにより、思考しながらでないと読めない本であるというのだ。

確かに、ちょっと、意識が他に向いてしまうととたんにわからなくなる。(そのまま続けると眠くなる)

なので、この本の読み方は、一行づつ納得して、把握した・理解したという感じを確かめながら読まないとならない。たとえ、根本が理解できなくても、自分の中で自分なりに消化した感じを持ちながら。(←これが思考していることになる。)内容を受動的に受け取るのではなく、思考して、自分の中に自分なりの構築された物ができなくてはならない。よって、読むのに時間がかかる・・・。

読書会は、意識が他に向いても(このこと自体が思考していない証拠なのだが。鬼火・・・)、他の方の疑問などを聞いていると、意識が戻されるので一番最初に、全文を読むにはこの方法がよいのかもしれない。

第三章まで読んだ時点での感想というか、読むための注意する点が少し分かった。
●「・・・・の中には誤謬がある」というような表現は、「・・・・」がすべて間違っているわけではなく、正しい部分もあるけども、一部間違っていると解釈しなくてはならない。なので、どこが正しくてどこが間違っているかを把握しながら読み進めないと、さっきは間違っていると書いてあったのに、今度は正しいとか書いてあるとか出てきて、わけがわからなくなる。なので、思考をしっかりして自分なりに判断しなければならない。

●3つの理論について考察している。この違いを意識して読むと分かりやすいかもしれない。

以上のことは、他のシュタイナーの本でも同じように注意しなくてはならないとは思うけど。

気になったらメモを時々残そうと思う。(毎週だと、イヤになるので)
現状の理解はこんなもの
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  1. 2007/06/01(金) 12:40:37|
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