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シュタイナー、したいなあ

シュタイナーについて思うこと

いか超 勉強会 初参加

いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」(略して「いか超」と私は呼んでいますので、今後そのように表現します。長いですから)の勉強会に初参加しました。いずみの学校の父母有志が集まって、週一回の勉強会をしている。

旧約聖書のヨハネ福音書を最初に読む。知らなかったので全然、頭に入らなかった。来週持参しよう。

他の皆さんは、松浦 賢さん訳の本を読んでいました。
いかにして高次の世界を認識するか
いかにして高次の世界を認識するか(「いか高」になってしまう・・・)

だいぶ訳が違いますが、内容は大体同じでした。(当たり前ですが)

私の本は、シュタイナー選集第二巻の「いか超」であるため、ページはその本で今後も表します。P63~65まで読み進むことが出来た。(次回までにそこまではもう一度読まねば)

読んだところで、主催者の方から、修行の一つである「遡行」の参考に、「神秘学概論」のP349~353を読んで頂いた。

「遡行」は、一日の終わりに、1日を回想するのであるが、それを時系列で回想するのではなく、逆に回想することが重要。具体的には、眠る前なので横になりながら実行しようとする人がいるが(私もそうしていた)横になってしてはいけない。眠ってしまうから。毎日、少しでも、印象に残ったことだけでも、「遡行」することを勧める(本来は、1日すべてを「遡行」する)。オートマティックに習慣(固定概念や感情)で動くことがなくなり、何が起ころうが、重要なことか?どうでもいいことか?が瞬時に判断つくようになるそうだ。(自分を含めた状態で、客観的に見れるようになるのでは。思考と感情の分離の訓練であろう。)

具体的に、どうやるのかを色々とシェアしている内に、これは、成功者の法則である「成功している状態を具体的にイメージする」のと同じではないかとなった。「成功している状態」を出来るだけ細かくイメージできれば出来るほど、成功する可能性が高くなると言われるが、それは、成功した状態(未来)から現在まで、できるだけ細かくイメージすることで、「遡行」することと同じではないか?何か実現したいのであれば、「遡行」をして、あせらず・期待せず実行すること。

(気になった言葉)
「いか超」のP33「如何なる理念も理想たりえぬ限り魂の力を殺す。しかし如何なる理念も理想たりうる限りはすべてあなたの中に生命力を生み出す」

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  1. 2005/11/24(木) 15:39:05|
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ブラザー・サン シスター・ムーン 鑑賞会

いずみの学校の父母有志による勉強会「いか超」が毎週木曜日朝にあると聞きつけ、参加しようと先週行こうとした。

しかし、主催者の方が風邪気味になったため中止になり、今週こそは!と思ったら、ビデオ鑑賞会のため中止となった。縁がないのかなあ・・。

まあ、でもビデオ鑑賞会に参加してみようと内容も分からず出かけた。
ブラザー・サン シスター・ムーン
ブラザー・サン シスター・ムーン

見た感想としては、シンクロを感じるものだった。他の参加者の皆さん(私を入れて4人でした)もなんだか感慨深いものがあるようでしたが、借りている場所の時間の関係でそのまま解散で少し残念。

内容的にはありきたりなのですが、使われる言葉にいちいち反応してしまいました。

ネタバレですが内容を知っていてもジーンとするところがあるのでぜひ見てほしいと思います(知っていた方がよりよく理解できるかも)。内容としては、富豪(?)の息子フランチェスコが戦争を経験して、世の中、何かおかしいと思い、神の啓示(信仰への目覚め?)をうけ、全ての財産をすて、乞食となります。破壊された教会を雪降る中、裸足で、一つ一つ石(意思かも)を積みます。その姿や、言葉、行動に共感した人が続々と集まり、富にまみれた特権階級の教会には貧しい人が来なくなります。そして、教会は、フランチェスカの教会を弾圧し、破壊してしまいます。友の死もあり、何か間違っていたのか?と思い悩みます。そこで、ローマ教皇に直談判し、教皇に認められるところで終わります。

あまりにザックリとした説明ですが、ストーリよりも随所に使われる言葉がよい。(以下うろ覚えで言葉自体は正確ではないです。)
「成し遂げたいことがあれば、すこしずつ石を一つずつ積む」
「いそがないで、一つ一つゆっくりと、
心をこめれば、きよめられる」
「許せば許される」
「愛されるより愛したい。それが喜び」
「富は心の重み、捨て去れば、自由」
「こころに城壁をつくる」
書き出せばキリがないですが、その辺の言葉は多分、
聖フランシスコ アッシジの光
聖フランシスコ アッシジの光に書かれている内容と同じだと思います。(この鑑賞会を主催した方がこの本よりこのビデオを選んだので)

私なりの解釈としては、
デモや署名、行動がともなわない呼びかけ、献金などはあまり社会を変える原動力にはならないということ。それぐらいで変わる事は、表面的な事だと思う。本質的なものは変わらない。本気で社会三層構造を実現させたいのであれば、本質から変えなくてはならない。心の奥からのやりたい事(使命)を基準にして、自分の生活を変える。フランチェスコの場合、財産を捨てる際、着ている全てを実際に脱ぎ捨てて裸で出て行った(パンツを含め)。そして、日々、教会の修理を、雪降る中、裸足で、一つ一つ積み上げるシーンは、考えさせられる。

自分の日常生活を変えずに、デモや署名、呼びかけだけで何が伝わるのか?他力本願な思いだけが伝わるだけではないか?なにか成し遂げたいのであれば、あせらず地道な行動が必要ではないか?(共同体をつくるにも建物や既成事実だけ先に出来てどうなるのか?)

かといって、現代でフランチェスコと同じ事をしても意味が無い。だが、本質的な部分は変わらないハズ。まずは、ひとつひとつ心をこめる。
スローライフでいこう―ゆったり暮らす8つの方法
スローライフでいこう―ゆったり暮らす8つの方法と同じものを感じる。
一つのしぐさや行動すべてにこころを留める。オートマティックに習慣で動かさない。(知らず知らずに社会から、親から、固定観念から習慣で動いている。)

一つ一つの動きに集中する「オイリュトミー」とも相通ずると思う。

日々、心をこめることを心に留めて過ごしたいものだ。

  1. 2005/11/17(木) 14:58:51|
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札幌農業講座で聞いたまとめ・・

ピリオ・ドニーさんの札幌農業講座第5回第6回を受講した中ででシュタイナーの思想の農業関連以外で印象に残ったものをまとめてみようと思います。(あくまで私が理解した範囲であり聞き落としも結構あるため正しいとは限りません。誤りあればご指摘頂ければ幸いです。)

太陽系の惑星(土星・木星・火星・太陽・金星・水星・月)の「受肉」のプロセスと「離肉」のプロセスが調合剤の特徴と同じである。調合剤を理解することは、惑星や人間を理解することと同じとも言える。(シュタイナーの思想はすべてそうだけど)

そのため、オカルト生理学を理解せねば・・・と痛感。医学関係の本も理解に役立つことが判明。(難しそう・・・治療教育講義は購入したがまだ読んでない・・)

まず、調合剤と惑星の関係調合剤に使用される植物は、治療にも役立つ。(以下惑星のみで表記)

人間でも植物でも、生まれる前に受肉のプロセスを通過する。生まれると離肉のプロセスが徐々に増えて、離肉のプロセスだけになると、宇宙へ帰っていく。

太陽を中心として、土星⇔月、木星⇔水星、火星⇔金星という関係がある。

それぞれの受肉のプロセス(Ⅰと表現)、離肉のプロセス(Ⅱと表現)をまとめてみる。(ここが一番自信がない)

●土星(脾臓)⇔月(性器?脳?)
◆土星Ⅰ:カチカチな状態。骨(空間を作る)。冷たい。死のイメージ。
→眠り症(鉛の様に眠る)、過去のことばかりで考えがかたくなる。硬化症。重い。動かない。意志が弱い。
→植物では、植物になる
◆土星Ⅱ:骨の中に血(赤血球)が生まれる。復活。暖かい。未来。意思が生きる。(時間)
→熱狂的、骨が解ける、意思が強い
→植物では、種になる。

調合剤507番:カノコ草:根が精神安定剤、眠るため

◆月Ⅰ:同じものをつくる力・限界のない・つくり続ける・皮膚(時間)
→外に向って人にアピール、傲慢、鬱、自殺
◆月Ⅱ:分化・違う部分が出来る(空間)
→エーテルの力を抑える。

調合剤505番:カシワの木の皮:植物性Ca、生きているCa

 土星Ⅰ⇔月Ⅱ 土星Ⅱ⇔月Ⅰ

●木星(肝臓)⇔水星(腸)
◆木星Ⅰ:外からきれいな形作る(土星がカチカチなものをつくり、その上に木星が周りを固める)、対照的なもの(空間)
→関節炎、筋肉が硬くなる、肝硬変、頑固、偏見、ドグマニズム
→植物を形作る(もみじの木など)
◆木星Ⅱ:中から動く・筋肉(時間)
→表現豊か、落ち着きがない、炎症、集中力できない
→植物のかおり

調合剤506番:タンポポ:若い葉を食べると肝臓の掃除

◆水星Ⅰ:自分で動く
→流れっぱなし、咳が出る
◆水星Ⅱ:ぶつかると空間、内からつくる、螺旋、対照的ではない(空間)
→血の流れが遅い、血がたまる

調合剤503番:カミツレ:痛みがあるのはアストラルが強いのでカミツレを飲みとエーテルを強くするのでバランスをとり痛みがおさまる。エーテルの力が強い。肉が腐らない。:土をなおす。緑肥。イオウが少ない。軟らかい。Caのプロセスとエーテルの力を強める。

●火星(胆のう)⇔金星(腎臓)
◆火星Ⅰ:意思・自我
→どんどん動く
◆火星Ⅱ:音・振動・化学エーテル(タンパク質をつくる)・水のエレメント
→疲れる、胆のうの病気、意思が弱いから怒る。

調合剤504番:イラクサ:若いときに煮て食べる。鉄分

◆金星Ⅰ:受ける・ストック・吸収
◆金星Ⅱ:排泄する

(記憶があやふやなためこれ以上書けない)

●太陽(心臓)は全体のバランスをとる。

結局、今ひとつまとまらない。
Les actions des planetes et les processus de vie(フランス語)の本が日本語訳ででないかなあ。

  1. 2005/11/01(火) 19:40:06|
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